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嫌な予感がする場所

サブの写真-心霊写真  特に心霊スポットとして知られている場所ではなくても、なんとなく嫌な感じがする場所に出くわしたことはないでしょうか?誰にでも、一度はそんな経験があることでしょう。もちろん、筆者にも何度かあります。

その中でも特に記憶に残っているのが、筆者が通っていた大学のすぐ近くにある公園です。丘の上にあるとても広い公園で、多くの桜の木が植えられており、春になると花見の名所となるような、そんな華やかな場所です。

もちろん、心霊スポットになっているというような噂もなく、特に不気味な感じのする場所ではありません。 しかし、筆者はその公園のとある場所にさしかかると、とても嫌な予感に襲われてしまうのです。

花見の最中に友人が見たものは?

 少し嫌な予感はするものの、やはりシーズンになると大学の友達と一緒に集まって、花見を楽しんでいました。 筆者がいつも嫌な予感に襲われる場所は、花見のメインエリアから少しはずれたところにありますので、なるべくそちら側に目を向けないようにしていました。

しかし、アルコールが入ると、恐怖心なども薄れてしまうものです。そんなタイミングで、一緒に花見を楽しんでいた友人の一人が「肝試しをしよう」と言いだしたのです。大学生の飲み会のノリですので、そんな意見もあっさりと通ってしまいます。そして、ルート決めがはじまりました。

筆者は少しだけ嫌な予感がしていましたので、その肝試しルートの相談には参加せず、出店していた露店などを見てまわっていました。

しばらくすると、ルートが決まったようで、友人から声をかけられました。そのルートを聞いてみると、あのいつも嫌な予感がするエリアも入っていたのです。 あまり気が進みませんでしたが、ここで行くのを拒否するのも、少し恥ずかしかったので、そのまま参加することにしました。

しかし、筆者たちのグループが出発する前に、先に出たグループの友人の身に、ある事故が起こったのです。

筆者がいつも嫌な予感を感じていたエリアで、何かを見たと言うのです。そして錯乱状態になり、そのまま気絶してしまいました。 その後は救急車を呼び、大きな騒動になりました。

彼が見たものは?

 結局、その友人は気を失っていただけで、怪我などもありませんでした。かなりアルコールが入っていたこともあり、軽度のアルコール中毒と診断されました。 一緒に肝試しに行った友人なども、それを信じていたのですが、筆者はどうしても信じられませんでした。きっと、あそこに何かがいたのです。

しかし、みんなの前であまり彼を問い詰めるのも良くないと思い、二人きりになったタイミングで、あの肝試しの時のことを聞いてみました。 その友人はしばらく沈黙した後にこう言いました。

「黒い人が何人もいて、俺を沼に引き込もうとしたんだ。」

そう言ったっきり、口を閉ざしました。その後、彼はとても明るい性格だったにも関わらず、無口になってしまいました。 そしていつの間にか大学にもあまり来なくなってしまい、一切連絡もとれなくなってしまいました。

大学を卒業してから10年以上が経ちますが、誰もその友人のその後を知るものはいません。あの日見た黒い人と何か関係しているのでしょうか?今となってはわかりません。