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ネット回線の向こうにいる霊

サブの写真-心霊写真  私はよく誰かの背後にいる得体の知れない存在に気づいてしまうことがあります。そんな時に困ってしまうのがそのことを相手に伝えるべきかどうかです。

昔は、それとなく伝えていたのですが、まったく取り合ってもらえなかったり、相手を怖がらせてしまったりすることも多く、最近では相手に伝えないことも多くなってしまいました。

先日、少し変わった形で話している相手の背後にいる恐ろしい存在に気づいてしまいました。しかし、私はどうしても伝えることができませんでした。

ネット回線の向こうに

 私は現在、ライターという職業柄ほとんど自宅で仕事をしています。仕事上で必要な連絡などはほとんどメールとSkypeでの通話のみです。 先日も同僚とSkypeで仕事の打ち合わせをしていました。月末で忙しい時期でしたので時間は深夜に近い時間になっていました。

しばらく話をしていると、その同僚の背後に人の声がすることに気づきました。彼女はご主人とお子さんと暮らしていますので、その声かな、と最初はあまり気にすることはありませんでした。実際にお子さんやご主人の声がSkype越しに聞こえてくることも珍しいことではありません。

しかし、その声が少しずつ大きくなってきます。正確には大きくなってくる、というよりも近づいてくる、という方が正しいかもしれません。

しかし、彼女はまったくそれに気づいていないようです。ヘッドセットを使って通話をしている場合、周囲の音に気づかないこともありますが、さすがにここまで音が大きくなると気づかないわけがない、というレベルにまでなってしまいました。

気づいたな

 そのタイミングで彼女がこう言ったのです。 「今日は旦那も子供も実家に帰ってるんで一人なんですよね」 一気に全身の鳥肌が立つのを感じました。それと同時、近づいてくる何者かの声がピークになりはっきりとこう言ったのです。 「気づいたな」

それっきり、彼女の声以外は入らなくなりました。このことを伝えようか迷いましたが、今晩は一人きりで過ごすという彼女を怖がらせることはない、と思い、そのまま仕事の話を終え、Skypeを切りました。

古い家での怪現象

 後日またその同僚と話をしているときにこの件に関連しているのかはわかりませんが、興味深い話を聞きました。 彼女が暮らしているのは祖父母の代からの古い一軒家で、昔から不可解な現象が起こり続けていると言うのです。 ラップ音なんかは当たり前で、人の声が聞こえる、なんてことも珍しいことではないようです。

あの日、私が聞いた声はその家でいたずらを繰り返している者なのでしょうか。いまだには私はこの話を彼女にしていません。 そして、彼女も今でも元気に働いていますので、悪い影響を受けている、ということはないようです。もしかすると、あの霊は単なるいたずら好きな守護霊的なものだったのかもしれません。